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「テラフォーミングマーズ解体新書」

テラフォーミングマーズの攻略ハンドブック 2018年発行

何故かツイクスト協会が発行したテラフォーミングマーズの攻略ハンドブック。

  • 初心者のためのヒント集
  • 間違えやすいルール及びルールの明確化
  • コストに対する考え方
  • ボード考察
  • 企業解説
  • プロジェクトカードリスト
  • カード名英日対応表
  • 項目別カードリスト

 

■■■訂正情報■■■

■テラフォーミングマーズ解体新書をお買い上げいただいた方へ(2018/12/12記)
 
 テラフォーミングマーズ解体新書>間違えやすいルール及びルールの明確化>プロジェクトカード(P.8)の【ウイルス・エンハンサ】の解説について、一部不正確な記述と説明不十分な点があるため併せて訂正・補足をさせていただきます。

誤:
〉このカード自体で植物1個獲得、もしくは微生物か動物1個配置
・これは完全に間違い。このカードには微生物も動物も載せる事ができないので、植物1個以外の選択肢はありません。
※既にプレイされている他の動物カードなどに載せる効果はありません。

○簡単に効果を説明すると、「プレイしたカードの動物/微生物/植物タグの合計数分だけ資源キューブを手に取って、それらから今プレイしたカード上に資源として任意の個数配置する。配置しなかった(できなかった)残りは全て植物資源になる」


正:
〉このカード自体で植物1個獲得、もしくは微生物か動物1個配置
・このカードには微生物も動物も載せる事ができないので、植物1個以外(動物または微生物)の獲得効果を選択しても実際には何も獲得できません。
※既にプレイされている他の動物カードなどに載せる効果はありません。

○簡単に効果を説明すると、「プレイしたカードの動物/微生物/植物タグの合計数分だけ資源キューブを手に取って、それらから今プレイしたカード上に資源として任意の個数配置する。配置しなかった(あるいはできなかった)残りのうち*任意の数だけ*を植物資源として獲得できる。」

*このカード自体の個別の裁定は下されていませんが、「効果処理の原則と例外」における「『獲得できない資源(カード上の資源)を加える効果』は実行不可能でもよい」というルールを根拠とし、本書では「効果として、そのカード上に保持できない種類の資源の獲得を指定することで、実質的に何も獲得しないことを選択できる」との解釈をしています。これは「基本原則に従えば」という条件の付く解釈のため、個別のカードについては例外判定がなされる場合があり、再度の訂正の可能性があることを予めお断りさせていただきます。


 上記の訂正部分については現在、BGGにて確認中のため公式の回答が得られ次第、再度の報告をさせていただきます。本来であれば、回答が得られてからの訂正を行うべきなのですが、本書の理念として、「ルールやカード効果などについて、デザイナーの意図を正しく汲んでプレイしてもらいたい」という思いがあり、本書の記述によって「誤ったルール解釈が広がってしまう可能性」は早期に解消する必要性があるという判断から、やや拙速ではありますが、回答を待たずに訂正をさせていただきましたことをご容赦ください。
また、いくつかの疑問が寄せられましたので、それらについてもこの場を借りて回答させていただきます。

Q【ウイルス・エンハンサ】に資源は載せられないのか?
Aどのカードに資源を載せられるかについては説明書には書かれていませんが、デザイナーより公式の補足があります。
「自身のカード上の資源によるアクションのあるカード、または自身のカード上の資源からVPが得られるカードのいずれか」が資源を載せられるカードとなります。また、いずれにも該当しないカードには資源を載せることができません。【ウイルス・エンハンサ】はいずれにも該当しないため微生物及び動物を載せることはできません。

Q「このカード自体で植物1個獲得、もしくは微生物か動物1個配置」って書いてあるから他のカードに載せられるのでは?
Aこの効果に関しては、デザイナーが明確に否定しております。【ウイルス・エンハンサ】の効果はあくまでも「プレイしたカードに資源を載せる(可能なら)か植物を獲得する」だけです。例えば、【産業用バクテリア】(資源は載らない)をプレイしたときと同じ効果が【ウイルス・エンハンサ】自身のプレイでも発生すると考えていただければ分かりやすいかと存じます。

Qだとしたら、記述が紛らわしくないか?
A解釈が分かれている時点で紛らわしいことは確かですが(私自身もそう思っておりました)、これは翻訳の問題ではなく、むしろ翻訳が正確だからこそ生じた紛らわしさとも言えます。
 例えば、テキストの末尾の「もしくは微生物か動物1個配置」を削ったとした場合、今回訂正いたしましたような効果(空撃ち)は【ウイルス・エンハンサ】のプレイ時には選択できなくなります。また、後の拡張において「資源獲得をトリガーにする効果」が追加される可能性もあるため、紛らわしいからといってその部分の削ってしまうと後々に問題が生じる可能性があります(どの時点を資源獲得と判断するかはまた別として)。
 そもそも、【ウイルス・エンハンサ】は英語版でも効果の分かりにくいカードであり、BGGに個別のスレッドが立っていることからもそれは伺えます。日本語版によって新たに生じた紛らわしさではなく、元々が効果のわかりにくいカードだったということです。


訂正・補足については以上となります。ルール解釈というゲームの重要な部分について混乱を生じさせましたことを深くお詫び申し上げます。